2025.06.04 「提案しやすさ」と「安心」を両立するUTM ― S902徹底ガイド
はじめに
UTM(統合脅威管理)は、ネットワークのセキュリティ対策として多くの企業で導入が進んでいます。
中でも、ワイズ社の「S902シリーズ」は、
コストパフォーマンスと保守体制のバランスに優れ、
法人向けのUTMとして安定した導入実績を持つ製品です。
S902を導入する際の「ブリッジモード」と「ルーターモード」の違いについて、ポイントを整理してご紹介します!
■ ブリッジモード(透過型)
既存のルーターやネットワーク構成をそのまま活かし、
S902を後段に挟み込むだけで導入できるモードです。
S902はIPアドレスを持たず、
セキュリティ機能のみに特化した動作を行います。
主なメリット:
既存環境を変更せず導入可能
トラブル時の切り戻しが容易
IPoE/IPv6環境にも対応(パススルー)
構成例:
インターネット → 既存ルーター
→ S902(ブリッジ) → 社内LAN機器
■ ルーターモード
S902がルーターとして動作し、
ネットワークの入口に立つ構成です。
IPアドレスを持ち、
セグメント分離や個別のアクセス制御が可能になります。
注意点(製品仕様):
IPv6(IPoE)には非対応
利用にはPPPoEまたはIPv4回線が必要
IPv6環境の場合は、前段にIPoE対応ルーターの併用が必須
■ S902シリーズの特長
法人提案に適した価格帯(コストパフォーマンス◎)
3年サイバー保険付帯+センドバック保守(先出し対応)
初期設定ガイドやGUI操作でSIの負担も軽減
■ 販売パートナー様へ
S902シリーズは、構成自由度・導入のしやすさ・安心の保守体制
が揃った、提案しやすいUTM製品です。
構成検討・価格提示・販促資料のご提供など、
すべて個別対応可能ですので、お気軽にご相談ください。